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◉震災発レポート
雄山噴火の全島避難から4年半
三宅島帰島第一陣出発式
東京都港区・竹芝客船ターミナル[竹芝桟橋] ◉ 2005年2月1日
Photos by kin
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帰島第一陣
2000年の三宅島・雄山の噴火に伴う全島避難指示から、およそ4年半もの月日が経過した。その避難指示が2月1日についに解除となり、平野祐康村長を含む三宅島民の第1陣62人が帰島することになった。竹芝桟橋のフェリーターミナルで式典が催され、島民や支援ボランティアなどが集まって見送った。
島伝統の木遣太鼓の演奏が華を添える。石原慎太郎東京都知事や平野祐康三宅村村長が挨拶に立った。島はまだ有毒な火山ガスの噴出が続いており、ガスマスクの携帯は義務となっている。帰島しても困難は続く。
式典の後、島民はこれまで支援してきた学生やボランティアたちの間を抜けてロビーを出ていった。そして午後10時30分、「さるびあ丸」は三宅島へ向けて出航した。
◉データ
三宅島帰島第一陣出発式
開催日:2005年2月1日
場所:東京都港区・竹芝客船ターミナル[竹芝桟橋]
◉関連リンク
- 三宅島災害・東京ボランティア支援センター
- 三宅島児童・生徒支援センター
- 三宅島と多摩をむすぶ会
- 島魂 - (避難期間中アーカイヴ)
- 島魂
- 追跡・三宅島災害 - 東京新聞
- 三宅島帰島支援ボランティア活動とは - 連合東京
- 三宅島火山、神津島・新島地震活動情報 - 東京大学地震研究所